Wall Street Journalの記事によれば3月からの6か月間に、金利上昇に備えたETFが17本上場される予定。
その中には長期債を買い建てると同時に債券先物をショートしてデュレーションをゼロまたはマイナスにするので「ゼロデュレーションETF」や「ネガティブデュレーションETF」とよばれる。
今までそういうETFがなかったわけではないけれど今後急増するという内容
欠点としてはETFに実際に発生するコストが不透明になること。記事によれば、コストは0.5%くらいになる見通し。金利上昇をヘッジするために債券をショートする場合のコストはETFの経費に含まれるが、デリバティブを使ってショートポジションの効果を出す場合、ショートのコストが経費ではなくパフォーマンスに紛れ込んでしまうかもしれない。
不透明になるのも問題ではあるのだけれども、デュレーションをマイナスにするとネガティブキャリーになって期待リターンがマイナスになるのではないかなと思う。ボラティリティロングと同じようなリターンになるのかな。
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